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2011年

2011年7月27日

「変貌するベトナムマーケット」成長のカギは、女性マーケット! 【協賛】フジサンケイビジネスアイ

開催日時
  2011年7月27日(水) 16:30〜18:30(受付16:15〜)
ジャンル
  無料セミナー/海外進出/視察ツアー
講師
  株式会社フォーバル コンサルティングディビジョン
  海外事業グループ 担当部長 今中 徹也
場所
  株式会社フォーバル 本社
  東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル14F
  TEL:0120-952-008
定員
  20名(先着順)
対象
  女性向け商品及びサービス取扱事業者
主催
  株式会社フォーバル
   海外進出アドバイザーズ
   グッとくるカンパニー倶楽部
  株式会社フォーバルテレコム
協賛
  フジサンケイビジネスアイ

詳細
ベトナムに対して、みなさんどういう印象をお持ちでしょうか。

いろいろな印象があると思いますが、日本経済を救う糸口になるかもしれないことを、理解していただきたいと思います。

ベトナムの所得水準がどんどん上がっています。特にホーチミンやハノイは1人当たりGDPが3,000ドルを突破し、特に女性の購買意欲は非常に旺盛になりつつあります。

ホーチミン市内にあるデパートを歩いていると、平日昼間でもファッション関連や化粧品関連の店内にベトナム人女性たちが常にいることに気付きます。
そして、ブランド店の買い物袋を持ったベトナム人女性たちが、カフェなどでおしゃべりしている姿もよく見かけるようになりました。

ベトナムのデパートには、日本でも目にするようなブランドショップもたくさん出店しており、ブランドによっては、平均単価が日本円にして数万円以上する店も少なくありません。20代ベトナム女性の平均月収を超えるような金額の商品もどんどん売れているのには驚かされます。

市中のスーパーなどには、日本円で500〜1,000円程度の若者向けコスメティックのコーナーが設置され、買い物中の女性が手に取って品定めをする姿は珍しくなくなりました。
若者向けには、比較的安いシルバーのネックレスや指輪などを販売する店も出てきはじめており、女性の多様化するニーズに対応した店舗や商品がつぎつぎと出てきています。

ファッション関連は、化粧品関連でみると、世界的に有名なブランドを除き、韓国企業の商品が多く並んでいます。しかし、現地の女性には、日本ブランドへの関心が非常に高く、日本在住のベトナム人の帰国時や、出張などで日本を訪れるベトナム人に依頼して、ベトナム国内で購入できない日本の化粧品を購入している女性たちも少なくありません。

美容関連のサプリメントなどの購入も非常に盛んで、特にコラーゲンなどのサプリメントは肌に効果があるということで女性に人気があります。女性専門誌も続々と増えており、ベトナム国内でも女性マーケットが注目されています。

生活スタイルから見ると、通勤にバイクを利用している女性が多く、日焼けについての防御を非常に気にしているものの、メイクや服装はまだまだ無頓着な女性が多く見られます。
しかし、所得の上昇を見る限り、今後一気に日本や韓国と変わらないファッションスタイルの女性たちが街中で見かけるようになる日もそう遠くないように思われます。

この急速に拡大する女性向けマーケットに参入するには、大手企業のように体力・財力のしっかりしているところであれば、成長してからでも十分巻き返せる可能性はあるかもしれません。
しかし、中小企業にはその体力も財力も、大手の企業には遠く及ばないことを考えると、今の拡大しつつある状況下で参入して、先行者利益を確保することが、最大のアドバンテージとなります。
これ以上遅くなると、同じ日本企業同士での競争も始まり、ベトナムはもちろん、韓国や中国企業とも熾烈なシェア競争をしていかなければならなくなります。競争の中で中小企業がベトナムマーケットでそれなりのシェアを取るのは、簡単なことではありません。

完全に成熟しつくして、もはや新規参入の余地すらないような日本のマーケットでシェアを大きく伸ばしたり、すでに日本の大手企業が多く進出している中国女性マーケットに参入することを検討するよりも、これから伸びるベトナム女性マーケットに自社の成長の可能性を見出すことは、決して難しいことではないのではないかと思います。

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